オオミゾソバ かな?

ミゾソバについては、大きな画素数を使う事も有りますので、「花」の紹介以外はこちらのブログで紹介していきたいと思います。

多くのミゾソバの分類については、愛知教育大学の論文が基礎になっているようです。ネットでは「秋季の環境指標植物開発に関する研究(以下、指標植物の研究と書きます。)」で見る事が出来ますが、愛知みどりの会が発行している「シデコブシ 第1巻 第1号」には更に詳しく書かれています。このような情報源を持ちながら、未だにミゾソバを区分できないのは、悲しい事です。
そんな中で、もしかしたらオオミゾソバ?という群落に出合いました。
写真の前に、指標植物の研究に書かれている、オオミゾソバとミゾソバの葉の特徴を見てみましょう。

オオミゾソバ
葉の基部:切形~楔(くさび)形   頂裂片の形:卵形   頂裂片の先端:鋭頭   側裂片の先端:鈍頭   葉身の湾入部:深い   側裂片の相対的大きさ:大きい
ミゾソバ
葉の基部:切形~楔形   頂裂片の形:卵形   頂裂片の先端:鋭頭~鈍頭   側裂片の先端:鋭頭~鈍頭   葉身の湾入部:中程度   側裂片の相対的大きさ:中程度

これを見ても素人ではどんな形か想像できませんね。ミゾソバは何でも有りという感じかな?
切形(せっけい):葉の基部が平らで直線になる形です。
楔形:楔と言うよりミゾソバでは矛形と言った方が形を想像できます。側裂片が左右に開いている感じです。
卵形:卵のように葉の中央よりも基部側に膨らみが有るとの事ですが、多くの葉は中央より頂裂片側が膨らんでいます。
各部位は次の通りです。

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オオミゾソバを検索すると次のような特徴が書かれている事が多いようです。
・葉が長めである。
・葉柄の翼が広がっている。
・大きな花が付いている。(多くの花の写真では特に大きいとは感じられません。花数が普通のミゾソバに比べて少ないような感じがします。)
等々

それでは今度見て来たオオミゾソバではないかと感じた写真です。

花です。

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ここの群落では全ての花がピンク色で、金平糖のような花と言うには少し少ない感じが多いようです。

葉の全体を見てみましょう。

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葉身の湾入部が深い、側裂片の相対的大きさが大きいは、概ね一致しているようです。

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でもこんな葉を付けている株も有ります。

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概ね、オオミゾソバの特徴と一致するような群落でしたが、疑問が幾つか残ります。
オオミゾソバと言えるほど大きな葉や花は無かった。小さな株やミゾソバとして普通の大きさが混在していました。
・葉柄の翼が広がっている株を見る事は出来ませんでした。
・側裂片が鈍頭とありますが、見た目は鋭頭と感じます。

でも、
頂裂片の先端:鋭頭   葉身の湾入部:深い   側裂片の相対的大きさ:大きい
葉が長めである。
は一致しますので、オオミゾソバではないかな?って感じです。
これがオオミゾソバならば、上記の4点を観察する事で区別が出来そうです。

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